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2008年04月27日

「フィクサー」

またまた、久しぶりの映画でした。

ジョージ・クルーニーがERに出ていたこともあって

期待して見に行きましたが、

まあこんなものかしらという感じだったのは残念。

アメリカの訴訟社会、裏社会のすごさや怖さは感じられましたが・・

それにしても、敵役のティルダ・スウィントンの演技はさすがでした。

アカデミー助演女優賞を受賞したのもうなずけます。

さらに、観終えた後からじわじわと感じさせられたのは

弁護士事務所同僚役のトム・ウィルキンソンの演技力です。

この二人は共にイギリス出身の俳優です。

光っていましたね。
  


Posted by 草乃丞 at 22:02Comments(1)えいが

2008年02月19日

「エンジェル」

久々の映画はフランソワ・オゾン監督の最新作「エンジェル」
イギリス劇なのでフランス映画好きの友人などは躊躇していたみたいでしたが・・
あまり考えもせず、飛び込みでしたので、
お気に入りのシャーロット・ランプリングが登場した場面では
出会えるとは思っていなかったので感慨深いものがありました。
妖艶で知的な美しさの溢れる彼女の貫禄はすごいものがあります。
もう還暦のはずですが、いまだにあのまなざしには魅かれてしまいます。

この役で髪を黒く染めて臨んだロモーラ・ガライも美しかったのですが、
わたしには、ノラ役のルーシー・ラッセルが印象的でした。

内容的には物足りないような気がしましたが、
女の強さと弱さは紙一重のように、はかないものなのですよね
  


Posted by 草乃丞 at 16:53Comments(1)えいが

2007年08月07日

「殯の森」

今年話題のカンヌ国際映画祭グランプリ受賞作品。
火曜日のレディスデーで話題作となれば、いつもは満席なのでしょうが、
七夕なので案外空いているかもなどと、思いを巡らせていると、いい時間になってしまい、
いつもながらあたふたとかけつけました。


お友達連れのおばさま方がやはり多く、
隣のおふたりは予告編が始まってもおしゃべりがやみません。

中心部に映画館がなくなって、
芸術系の会員制でスタートしたこの映画館も
昨今は上映作品も変わらざるを得ない面が多いのでしょう。
客層もだんだんと様変わりしてきました。

飲食禁止の徹底もされないのは残念ですが、
知らないで飲み物を持ち込む方も見かけられ、なんだかなあって感じ・・・


前置きが多くなっちゃいましたが、
思ったほどの作品ではなかったような気がしました。
茶畑の風景や森のたたずまい、味のある奈良の田舎の風景は
カンヌではうけそうです。


それでも、私には涙する場面が結構あり、周りの雰囲気からして、
泣いている人はあまりいない様子で、皆さん結構幸せなのね。と感じました。
つつつ・・・と涙がつたうような感情移入の状態になれたのは、
共感するものがいくつかあったからにちがいありませんから。

あたくしの人生は結構深かったということなのでしょうか。

腑に落ちない場面がいくつかあり、
それにしては、幻想的な感じがいまいち足りないような気がしました。
川瀬直美監督の作品を観るのは初めてですが、
いい意味での彼女のこだわりと才能と若さに今後も期待したいものです。
  


Posted by 草乃丞 at 20:55Comments(5)えいが